ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


ラファエル前派



ランド・アート



リアリズム



リトグラフ



リプリント



ルネサンス



ルーレット



レディ・メイド



レプリカ



レリーフ



ロココ



ロマン主義


<前 (1/1ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


つるおか まさお

鶴岡政男

1907年群馬県に生まれる1979年没する。太平洋画会研究所に入り井上長三郎靉光らとの交流が始まるが、1928年保守的な研究所当局に反発し井上らとともに除名処分を受ける。翌29年洪原会結成。1930年同会のメンバーなどとNOVA美術協会を結成するが、特高警察の干渉が強くなり1937年解散。同年支那事変により中国へ出征。一時兵役解除されるが、終戦まで徴用で工場に通い警備召集にもつく。1943年靉光麻生三郎井上長三郎松本竣介らと新人画会を結成。終戦後の1947年、新人画会のメンバーとともに自由美術家協会に合流し会員となる。以後、自由美術展を中心に活発に発表を続ける他、1963年日本国際美術展優秀賞、66年第7回現代日本美術展神奈川県立近代美術館賞を受賞するなど活躍。終戦後の精神状況を表わした諸作品を描いた後、軽妙な諧謔や風刺を込めながら、人の意表をつく機智を縦横に展開して、抽象画も含む独自の画風を開拓した。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

マティスとは?【 作家名 】

1869年フランスに生まれる。1954年没する。はじめは法律を学ぶが、まもなく画家を志す。22歳からパリでギュスターヴ・モローの指導を受け始める。この頃、ルオーマルケピサロらと知り合う。また、ルーヴル美術館で名作の模写を多数行う。1903年のサロン・ドトンヌ設立に参加する。1905年の同展では、ドランヴラマンクルオーらと共に、その大胆な色彩と激しい筆致が注目を集め、半ば嘲笑を込めて「フォーヴ」と呼ばれた。1909年にロシアのシチューキン家のために大作〈ダンス〉を、また32年にはアメリカのバーンズ財団のために壁画〈ダンス〉を制作するなど、各地で活躍する。また1921年からは、パリとニースを往復する生活を送る。1940年のパリ陥落の後、ブラジルの渡航を試みるものの南仏に留まる。戦後も、切り絵、挿絵本、タピスリーなど幅広い活動を続け、特に南仏ヴァンスの礼拝堂の装飾は、彼の才能の集大成と言われる。20世紀美術においてピカソと匹敵する成果を残した一人といえるだろう。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

マティス

キーワードを含む記事
30件見つかりました。

  靉光

  アンデパンダン展

  猪熊弦一郎

  トム・ウェッセルマン

  アンリ・ジャック・エヴェヌポル

  オートマティスム

  ペール・クローグ

  芸術のイズム

  声のために

  佐藤敬

  シュルレアリスム

  ジャズ

  石膏のトルソと花

  イヴ・タンギー

  ラウル・デュフィ

  アンドレ・ドラン

  中川紀元

  林武

  版画集〈ジャズ〉1.道化師

  版画集〈ジャズ〉2.サーカス


<前   次>

徳島県立近代美術館2006