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なんばた たつおき

難波田龍起

1905年旭川に生まれる。1997年没する。幼い頃東京に移り、高村光太郎に刺激されて、文学、哲学、宗教に興味を持つ。1926年早稲田大学政経学部に入学。この頃から絵画にひかれ、翌年大学を中退、アテネ・フランセ、太平洋画会研究所などにしばらく通う。1929年第4回国画会展に初入選、以後第10回展まで出品する。1935年にフォルム展を結成、37年には自由美術家協会の結成に参加。この頃、古代ギリシャをモチーフにした作品を制作している。第2次大戦を狭んで、キュビスムの手法を取り入れ、フォルムの分割と単純化を試み、1935年頃から交錯する線と色彩による抽象絵画へ展開していく。そして1960年代に入って、ドリッピングによる抽象表現主義的な作品を制作するが、1972年以降、再び絵筆を用いて新たな抽象表現を追求した。著書も多い。


カテゴリー:作家
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バロックとは?【 美術用語 】

広義では16世紀末から18世紀初めまでの美術、文学、音楽等の様式や、時代精神を指す。美術においてはルネサンスの後にくるマニエリスムと、18世紀のロココの間にあたる。狭義ではベルニーニをその代表とする1630年頃のイタリアの建築、彫刻、絵画のことを指す。ルネサンスの成果である新しい科学技術によって、交通手段や情報伝達が発達したこの時代、人々の世界観は大きくゆらぎ始めた。古代ギリシア,ローマを模範とする考えはそのバランスを失っていく。しかし、なおかつ新たな統一を目指そうという傾向が生まれた。装飾過多であったり、形をゆがめたり、特定の瞬間に焦点をあてたり、線よりも面や光を重視したりする手法がとられるようになる。それらはおおむね、迫真性をもった劇的な表現を見せているが、この時代の精神の多岐にわたる現われ方は、けっしてひとまとめにできるものではない。この時代の作家たちとして、ベルニーニのほかに、カラヴァジオ、ルーベンス、レンブラント、フランス・ハルスエル・グレコ、ベラスケスらがいる。

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