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アンディ・ウォーホル

1928年アメリカに生まれる。1987年没する。本名アンドリュー・ウォーホラ。1949年カーネギー工科大学を卒業した後、ニューヨークに移り商業デザイナーとして仕事をする。1960年代初頭より、続き漫画の主人公や映画俳優、スープ罐といった大衆的なイメージを用いた、シルクスクリーンの作品を発表し、一躍ポップ・アートのスターとなる。彼は、マリリン・モンローやキャンベルスープの罐など、大衆社会に無数にばらまかれているイメージを、改めて延々と繰り返してみせる。「機械になりたい」という彼の言葉通り、そこに、作家の感情や手仕事の痕跡は一切見出せない。それによって彼は、膨大な量のイメージを消費する大衆社会の状況そのものを描いてみせるのである。1963年からは数多く実験映画の制作を手掛けている。また月刊誌「インタヴュー」を発刊する。世界各地で個展を開き続け、展覧会にも多数出品された。戦後最も重要な芸術家の一人。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)


カテゴリー:作家
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ポップ・アートとは?【 美術用語 】

ポピュラー・アート(大衆芸術)に由来する言葉で、1950年代後半以降、とくに1960年代にイギリス、アメリカで盛んになった現代芸術の最も特徴的な動向のひとつ。イギリスでは、1952〜55年にロンドンのICA(現代芸術研究所)に集まったインディペンデント・グループの中で理論化され、メンバーの批評家ローレンス・アロウェイがポップという言葉を用い始めた。マスメディアや広告に関心を示し、アメリカの大衆文化の影響を受け、伝統や既成の権威への反発、ハイ・カルチャーとサブ・カルチャーの区別を取り払ったことなどが特徴としてあげられ、リチャード・ハミルトンやキタイ、ホックニーなどの作家がいる。アメリカでは、抽象表現主義に反発する風潮の中で現れ、ジャスパー・ジョーンズロバート・ラウシェンバーグが先駆者としてあげられる。ありふれたイメージやキッチュを用い、また、ダダに根ざしていたため、しばしばネオ・ダダとも呼ばれる。大衆社会のマス・メディアや大量生産消費社会に関心を持ち、ここからアセンブリッジ芸術やハプニングが派生している。

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