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めるしえ

ジャン=アドリアン・メルシエ

デザイナー、ポスター作家。アンジェの生まれ。1920年、アンジェの美術学校に入る。この頃、リトグラフエッチングを学ぶ。21年、パリで装飾美術学校に入学。夜はエコール・エティエンヌで木版画を学ぶ。24年、2等賞を受けて装飾美術学校を卒業。同年、最初のポスターを制作。 その一つがアンジェの見本市のポスターであったが、彼は晩年までこの町のために商業や文化関係のポスターを数多く制作している。また、もう一つはコワントロー社のポスターであった。エドゥワール・コワントローが母方の祖父であったため、以後コワントロー社のポスターを多く手がけた。1950年にはパリドッグのポスター・コンクールで、この会社のポスターで一等賞を獲得している。(「黄金時代のポスター芸術」図録 1998年)


カテゴリー:作家
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エッチングとは?【 美術用語 】

版画技法。銅版画は、凹版を製版する技法によって直刻法と酸腐蝕法に大別できるが、これは後者の内で最も代表的なものである。エッチングの語源は「腐蝕」。まず銅板にグラウンド(防触剤)を均一にひき、ニードル等の鉄筆状のもので描画すると、描いた線の部分のみ銅板が露出される。これを酸にひたし、腐蝕時間によって線の深浅(太細)を調整する。そしてグラウンドを除去し、凹部にインキをつめ、プレス機で紙に刷り上げる。エッチングの特徴は、直刻法に比べて描画が容易であり、線の表情も腐蝕の深さによって自由に加減できることである。欧州では13世紀頃から金属細工師が腐蝕を用いて図案の線刻を行なっている。それを応用したエッチング版画の登場は16世紀初頭と考えられており、17世紀にはレンブラントを頂点として数多く制作された。日本では1931年、西田武雄によって専門誌『エッチング』が創刊され、日本の現代銅版画の創成期における、エッチングの研究・普及に大きな役割を果たした。

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  ジャン=アドリアン・メルシエ

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  木製の面−『ジャポニスム:10のエッチング』より

  モノタイプ

  ルートヴィヒ・ハインリヒ・ユングニッケル

  羊毛を梳く女

  吉野川から眉山を望む

  夜−『パン』誌IVより

  オスカー・ラスケ

  裸体像の習作

  リヒャルト・ランフト

  アンリ・リヴィエール

  テオドール・ルーセル

  3本の糸のエッチング


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徳島県立近代美術館2006