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安全灯油「サクソレーヌ」



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無題



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UNTITLED 2



アンダーソン



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あいおう

靉嘔

1931年茨城県に生まれる。本名は飯島孝雄。1954年東京教育大学芸術学科を卒業。在学中から油彩の作品を発表し、1955年に初個展。この頃からエッチングリトグラフの版画作品を集中的に制作する。1958年ニューヨークに渡り、63年同地で初めての個展を開き、以後虹のスペクトル色彩を駆使した作品を発表し始める。1965年からシルクスクリーンを手掛け、翌年のヴェネチア・ビエンナーレ展では「虹の画家」として世界的な名声を得た。国内外で精力的に個展を開く他、1970年の第7回東京国際版画ビエンナーレ展、71年の第11回サンパウロ・ビエンナーレ展、72年の第4回クラコウ国際版画ビエンナーレ展等、世界各地の国際展で相次いで各賞を受賞。自由な実験精神と、鋭い文明批評とを背景に、環境芸術やハプニングなども含めた幅広い分野で、あらゆる事物や人間像に虹のスペクトルをかける独自の世界を展開している。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)


カテゴリー:作家
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オートマティスムとは?【 美術用語 】

自動(記述)法と訳される。厳密には「シュルレアリスム宣言」に「理性によるいっさいの統制なしに、かつ美学的、倫理的ないっさいの先入観なしに行われる思考の真実の書きとり」とあるように、意識下の世界を探求するために用いられる方法。この用語はピカビアのインクのしみとか、紙切れを無造作に落すアルプの方法などのように、意図的に偶然の要素を開発する方法にも適用され、1940年代初期のニューヨークのシュルレアリストたちに重要な原理として引き継がれた。その後のアクション・ペインティングアンフォルメル芸術は、どちらも絵をかく過程を自動的な精神の即興、つまり画家の内的な心の状態を表現する手段とみなしていたので、オートマティスムを自らの特質として受け入れた。

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徳島県立近代美術館2006