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いそみ てるお 磯見輝夫
1941年神奈川県に生まれる。1966年東京芸術大学油画科を卒業、油彩や水彩、またリキテックスの作品を制作していたが、1971年同大学大学院版画科に再入学、本格的に木版を始めた。1973年に修了、主に個展で活動する。1979年、第47回日本版画招会展で協会賞、日動版画グランプリで賞候補となり注目を浴びる。1978年頃から合板ではなく杉板を版本として用いること、また横に並べ継いで大型版画の制作を始めた。板と板との継ぎ目や、板目の違いによる刷りムラも、独自の技法として取り込み、墨一色の力強くプリミティブな作風を確立している。一見、ムンクやゴーギャンを思わせるような、人物、花、樹木などの単純化された構成は、強烈な印象を観る者に与え、現代人に鮮烈な衝撃、悲愴感を投げかけている。
カテゴリー:作家
アクション・ペインティングとは?【 美術用語 】 おもにニューヨークを中心に、第二次世界大戦後に起った抽象絵画の傾向。アメリカの批評家、ハロルド・ローゼンバーグの著作「アメリカのアクションペインターたち」にちなんだ呼称。1950年代の抽象表現主義の画家たちの総称として用いられるが、ドリッピングの技法を採用した1947年以降のポロックを念頭においたものだった。ローゼンバーグが“自己超越”と定義したように、完成品としての絵だけでなく、それをつくり出した過程、すなわちそれを描いていた時の芸術家の行為自体に重要性を与えることによって、ヨーロッパ風の自己表現の秩序と調和のある小宇宙を超えようとする。ポロック、デクーニングなどが代表的な作家とみなされる。 |
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