データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。 | |||
|
おりおーる (じゃん じょるじゅ ゆよ) ジョルジュ・オリオール(ジャン=ジョルジュ・ユヨ)
ボーヴェに生まれ、1880年代の初めにパリに移り住んだ。パリで、ロドルフ・サリの「シャ・ノワール(黒猫)」という名のカフェや同名の雑誌で活躍する芸術家の一員となり、そこでジャポニスムから強い影響を受けた。彼の多色刷石版画や木版画、グラフィック・デザイン、絵画では、特に主題(植物モティーフ)やパターンに対する好み、輪郭線に対する鋭い感受性に、日本美術の影響がうかがわれる。彼の出版物の中では、とりわけ『百科雑誌』、『版画とポスター』、『版画』の各誌やアンリ・リヴィエールの『エッフェル塔三十六景』のテクストなどの印刷スタイルに、日本の影響が認められる。(P.F.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)
カテゴリー:作家
いまクリックまたは、検索したキーワードの解説
グラフィック・デザインとは?【 美術用語 】 文字、絵画、写真などを、印刷によって多量に複製することを手段とするデザイン。グラフィック・デザインという語は、日本では第二次世界大戦後に、商業美術、商業デザインという語に取って代わって、用いられるようになった。ポスターや新聞・雑誌の広告、包装などで、商品を視覚的に宣伝するために、企業の営利的目的で作られることが多く、現代においてはコミュニケーションのメディアの拡大から、その領域もますます拡がっている。また、それ以外にも、公共空間における様々なデザインが重視されはじめており、生活する空間において、視覚にはたらきかけるものすべてのデザインをビジュアル・デザインとよぶようになって、グラフィック・デザインもこの中に含まれつつある。 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
||