ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


丸山晩霞



円山四条派



マレーヴィッチ



マンシオン



マンドリンを弾くジプシー女(歌手クリスティーナ・ニルソン)



マンドリンを持つピエロ



「マン・レイ 売れないものたち」展 アルフォンス・シャーヴ画廊



マン・レイ ジュリエット マルセル・ゼルビブ カフェ・ドゥマゴにて



『マン・レイ』 ジョルジュ・リブモン−デセーニュ著



マン・レイ(手・光線)



「マン・レイ」展 ハノーヴァー画廊



「マン・レイ」展 メイヤー画廊



「マン・レイ」展 リーヴ・ドロワット(右岸)画廊



「マン・レイ 発明家・画家・詩人」展 文化センター ニューヨーク



「マン・レイ 非・抽象」展 エトワール・セレ画廊



「マン・レイ 目立たずにつづけるべきこと」展 ビル・コプリー画廊



『マン・レイ写真集 1920-1934 パリ』 ジェームズ・スロール・ソビー編



マン・レイと彼のエマク・バキア ソラリゼーション



「マン・レイの絵と島々のオブジェ」展 シュルレアリスム画廊



「マン・レイの写真作品」展 国立図書館


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 作家(1701)

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ろしゅ

ピエール・ロシュ


彫刻家として教育を受けたロシェは、版画作品に彫刻的効果を加味しようとした。1892年頃、石膏型に紙をプレスすることによって、最初の浮き彫り版画を制作し、さらにこれに手彩色を施して「水彩版画」と命名した。この試みが彼をジプソグラフの開発へと導いた。つまり、この技法は、インクの塗られた石膏型の上で紙をプレスして、日本の空刷りにも似た表面のきめを紙に転写するものであった。この手法は、後に金属板を使ったジプソタイプへと発展することになる。自分のスタイルと技法に与えた浮世絵版画の影響を自認していたロシュは、ジュール・シャデルアンリ・リヴィエール、ガブリエル・アンスレ、シャルル・ジロらと共に「日本美術友の会」の一員となり、1895年から1914年まで、毎月会合を開いた。彼が好んだ動植物を主題とした作品に見られる繊細な色彩には、日本の花鳥画の影響がうかがわれる。(P.F.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006