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愛の虹:ニューメキシコの山の牧場



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アウト



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アウドゥ



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アヴェドン



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 作家(1701)

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そむ

アンリ・ソム(フランソワ・クレマン・ソミエ)

挿絵画家として出発し、その生涯に『芸術』、『シャ・ノワール(黒猫)』、『フランス通信』、『滑稽』のような雑誌や、『パリジェンヌによって描かれたパリジェンヌ』(1897年)のような挿絵本に作品を寄せた。1860年代の初めに、フェリックス・ブラックモンと知り合い、1867年頃にはパリの東洋語学学校で、フィリップ・ビュルティに出会った。互いの日本美術に対する敬慕の念が引き合わせたのであった。最初は、日本のモティーフを写したメニューのデザインやアドレス・カード、装飾デザイン(いくつかはアヴィランのためにデザインされた)、挿絵などに日本の影響が現れ、1880年代の作品には、さらに強い影響がうかがわれる。その頃、ソムはジョルジュ・オリオール、アンリ・リヴィエール、ウジェーヌ・グラッセスタンランらと共にロドルフ・サリのカフェ「シャ・ノワール(黒猫)」のサークルの一員として働いていた。ドライポイントの手法に熟達していたソムは、『エッチングのパリ』(1881年)、『優雅な生活』(1881年)、『新しいイラストレーション』などの版画集や、自分の『10人のおかみさん』(1881年)、『扇』のために版画を制作した。(P.F.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作家
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ピカソとは?【 作家名 】

1881年スペインに生まれる。1973年没する。幼少時から卓越したデッサン力を示し、ダ・グァルダとバルセロナの美術学校でアカデミックな技法を学ぶ。1900年から04年までパリとバルセロナの間を往復し、04年からはパリの長屋、洗濯船(バトー・ラヴォワール)に住んでエコール・ド・パリの作家達と交わる。1902年頃から抒情的な青の時代に入り、続いてバラ色の時代を経て、07年に〈アヴィニヨンの娘たち〉を制作、ブラックとも出会う。キュビスムの幕開きであった。1918年頃から新古典主義的傾向に変わり、25年頃からはシュルレアリスムをとり入れる。1933年には雑誌『ミノトール』創刊に参加、37年にはスペインのフランコ政権に抗議して〈ゲルニカ〉を制作した。戦後は〈画家とモデル〉のシリーズや過去の巨匠に題材をとった作品も作り、また日記のように毎日大量の版画を制作した。彫刻、セラミック、舞台装飾、ポスターなどの分野にも手をひろげた。20世紀美術の最高峰の1人といえるだろう。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)

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