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「ライバッハ(リュブリャナ)のために」



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裸体像の習作



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ラパン・アジル



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 作家(1701)

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てぃそ

ジェイムズ・ティソ

ナントに生まれ、20歳の時に、エコール・デ・ボザールで学ぶためパリに出た。1869年頃、ロンドンに腰を落ち着けた。1860年代にエッチングを始めたが、ホイッスラーと親交を結んだ1870年代に至るまで十分な展開をみることはなかった。1880年には、画家=銅版画家協会の創立者の一人となっている。エルネスト・シェノーは日本の影響を初めて受けたフランス人画家の一人にティソの名を挙げており、ウィリアム・ロセッティの日記には、早くも1865年にティソが日本の美術品を収集していたことが記されている。彼のジャポニスムは、構図上の効果−これは写真術の研究によって一層強調されている−と、日本の衣装やモティーフを模写した絵画や版画に最もはっきりと現れている。(P.F.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作家
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銅版画とは?【 美術用語 】

版画技法。版材に銅板を用いる版画の総称。基本的に凹版画であり、彫られた凹部にインキをつめ、プレス機で紙に刷り上げる。製版の方法によって、直刻法(直接法)と酸腐蝕法(間接法)に大別できる。直刻法は、彫刻刀などによって銅版に刻画し凹部をつくるもので、用いる彫刻刀の種類と刻画の方法によって、エングレーヴィングドライポイントメゾチントなどの技法に区別できる。一方酸腐蝕法は、防蝕剤によって版面に腐蝕される部分とされない部分を作った上で、酸による腐刻を行い凹部をつくるもので、防蝕剤の使い方の様々で、エッチングアクアチントなどの技法に区別できる。これら様々な銅版画の技法は、同じ銅板を用いた凹版画でありながらもそれぞれ独特の表現効果をもっている。また同一版の上で複数の技法を併用し、一気に刷り上げることも可能である。

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  種をまく人

  積藁のある夕暮風景

  ジェイムズ・ティソ

  リヒャルト・テシュナー

  転位 ’86−地− III

  扉絵と書票−『ジャポニスム:10のエッチング』より

  銅版画

  銅版画集〈Work II〉1. Work 86-1

  銅版画集〈Work II〉2. Work 86-2

  銅版画集〈Work II〉3. Work 86-3

  銅版画集〈Work II〉4. Work 86-4

  銅版画集〈Work II〉5. Work 86-5

  銅版画集〈Work II〉6. Work 86-6

  銅版画集〈5 ETCHINGS SUMI〉1. Sumi A

  銅版画集〈5 ETCHINGS SUMI〉2. Sumi B

  銅版画集〈5 ETCHINGS SUMI〉3. Sumi C

  銅版画集〈5 ETCHINGS SUMI〉4. Sumi D

  銅版画集〈5 ETCHINGS SUMI〉5. Sumi E

  銅版画集〈5 COLOR ETCHINGS 〉1. Black

  銅版画集〈5 COLOR ETCHINGS 〉2. Green



徳島県立近代美術館2006