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愛の虹:ニューメキシコの山の牧場



靉光



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 作家(1701)

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う゛ぃよん (がすとん でゅしゃん)

ジャック・ヴィヨン(ガストン・デュシャン)

本名は、ガストン・デュシャン。画家マルセル・デュシャンとレーモン・デュシャン・ヴィヨン兄弟。二人と共に、1910年代には、ピカビアやレジェを含むキュビスムや未来派の画家たちの前衛派グループの中心的存在となり、1913年のアーモリー・ショーにも出品している。それ以前にも長い挿絵作家としての経歴があり、『フランス通信』や『うまい汁』等、一流雑誌に挿絵を寄稿して生計を立てていた。1899年までには、パリの人々の生活や軍隊生活などを描いた版画作品集も出版している。キュビスムの様式に移行してからも版画制作を続けたが、1930年以後は純粋色を用いた絵画に専念した。(M.Y.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作家
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ランフトとは?【 作家名 】

スイスに生まれ、まず、当時ヴヴェイ近郊に亡命中のギュスターヴ・クールベに絵を学んだ。それ以後は、主にパリで活動した。彼は多色刷エッチングの手法を−彼の版画のほとんどにこの手法が使われいる−ウジェーヌ・ドラートルから学んでいる。そいて言うまでもなく、彼の版画作品の多くがドラートルによって刷られている。ランフトはサーカスのような、世紀末の中流階級の娯楽を好んで描いたが、そのスタイルにはトゥールーズ=ロートレックの影響がうかがわれる。この他の作品は抽象主義的な作風を示しており、1892年の第1回薔薇十字会展にも出品している。彼は1894年の『エスタンプ・オリジナル』誌や『試し刷り(エブルーヴ)』誌、また1897年の『エスタンプモデルヌ』誌や1896年のS・ビングの『アール・ヌーヴォII』のための版画5点など何冊もの版画集に作品を寄せている。(P.F.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)

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  朝の散歩

  曲馬乗り−『エスタンプ・モデルヌ』誌より

  静寂の時−『エスタンプ・モデルヌ』誌より

  「第20回サロン・デ・サン」のポスター

  ウジェーヌ・ドラートル

  リヒャルト・ランフト


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徳島県立近代美術館2006