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悪の泉−『エスタンプ・オリジナル』誌第6号より



『悪の華』のために版刻された14図



アクパン



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朝の散歩



アサンブラージュ



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 作家(1701)

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あう゛ぇど

ジャック・アヴェド

父が早世したためアムステルダムの継父のもとで育つ。16歳のとき一時、行商人(フランス語で「カムロ」)をしながらオランダ中を回り、縁日で似顔絵を描く。アムステルダムの工房にしばらくいたあと、パリの流行肖像画家の工房に移り、この頃カルル・ヴァンローやモーリス=カンタン・ド・ラ・トゥールを知る。シャルダンとは終生固い友情で結ばれ、同じような技法を用いるとともに、1730年代にはシャルダンに静物画よりも人物画を描くよう勧めたと思われる。1734年、アカデミーの会員となり、37年から59年までサロンに肖像画を出品して人気を呼んだ。フランスの肖像画が神話になぞらえた華やかなスタイルから変わろうとしている頃、アヴェドはオランダでの経験とシャルダンとの交友から生まれた、人物の心まで正確に表現するような独自の作品を制作した。収集家としても有名で、陶器、東洋の青銅器、彫刻のほか、ヴァン・ダイクティントレット、プッサンなど古典絵画の巨匠の作品を多数所有していた。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)


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与謝蕪村とは?【 作家名 】

現在の大阪市に生まれる。江戸中期の俳人であり、画家。姓は谷口から与謝に改めた。蕪村は俳号で、画号は初め子漢。晩年に謝寅(しゃいん)とした。二十歳頃、俳諧を志し、江戸に下って早野巴人(はじん)に入門。巴人の没後、いまの茨城県など関東や東北を巡歴し、一七五一年(宝暦元年)、京都に居を結ぶ。丹後(現在の京都府)の宮津での滞在を挟み、以後は京都を拠点に活動した。絵画の面では、明清絵画のさまざまな画法を学び、南画の画法を吸収することで、自己の表現をつくりあげた。池大雅(たいが)とともに日本南画の大成者とされている。

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