製図家、版画家。1812年から15年にかけてエコール・デ・ボーザールで絵を学ぶ。1820年代後半からは
アングルと交友を持つ。16、17世紀の名作版画を模写し、研究。1849年に
アカデミーの会員となる。1853年のサロンにポール・ドラローシュの作品による版画作品を出品し、名誉メダルを受ける。後年は宗教画、肖像画を多く手がけるようになる。1863年に国立美術学校のグラフィックアートの教授となり、1871年には
アカデミーの会長に選出されている。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)