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 作家(1701)

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じゃぜ

ジャン=ピエール・マリー・ジャゼ

版画家。祖父の手ほどきを受け、そのもっとも優れた弟子となる。早くから版画、素描の制作をよくし、販売も行った。特にアクアチントの技法をよくし、その専門家となった。1817年にサロンにデビューし、それ以後、もっぱら絵画の複製版画の制作を行うようになる。アントワーヌ=ジャン・グロ、オラース・ヴェルネらの作品の複製版画により、その名声を確かなものとした。そのほか、ジャック=ルイ・ダヴィッド、アン=ルイ・ジロデの作品などの複製版画を制作している。また、第一帝政期の出来事を数多く描いて高い人気を得たが、限られた画題しかあつかわないとして批判も受けた。1846年にレジオン・ドヌール勲章を受章し、1865年までサロンに出品し続けた。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)


カテゴリー:作家
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ヴェルネとは?【 作家名 】

生地アヴィニョンとエクス=アン=プロヴァンスで絵の修業をする。20歳の頃イタリアに行きティヴォリなどの観光地などを巡って、イギリスなどからの富裕な旅行者の土産用の絵を描く。その後、クロード・ロランやパニーニなどの影響を受けて架空の風景画や海景画を制作するようになり、油彩絵具に対する優れた感覚も相まって確固とした地位を築いた。1746年、祖国のアカデミー入りを認められたあと、1753年に20年以上にわたるイタリア滞在を終えて帰国。フランスの主要な港の正確な景観をはじめ、嵐の海、難破船、月光の港などを精妙な色彩で詩情豊かに表現して人気画家となり、ルイ15世治下の宮廷からも注文を受けた。1778年にはスイスを訪れ、イタリアにいた頃の手法でアルプス風景を描いている。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)

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