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くうぁく どぅく じゅん クウァク・ドゥク=ジュン(郭徳俊)
1937年京都府に生まれる。1955年京都府立日吉ヶ丘美術工芸高校日本画科を卒業。1966年京都における初個展以降、京都、大阪、東京、ソウルなどで活発に個展を開くとともに、サンパウロ・ビエンナーレ展をはじめ、リュブリアナ国際版画ビエンナーレ展、ソウル国際版画ビエンナーレ展、クラコウ国際版画ビエンナーレ展など、世界各地の国際版画展に出品し活躍。「無意味なものを意味化せず事実を確認する」という方法論を基礎として、主に写真を用いた概念的表現をシルクスクリーンによって行なっている。パフォーマンスやビデオ・アートの分野でも知られており、1970年にメジャーメール・イベントを71年にはヒエイ空気採集移送イベントを行ない、74年から79年まで「国際オープン・エンカウンター・オン・ビデオ」展へ連続出品、78年には「京都国際映像」展へ参加するなど活躍を続けている。
カテゴリー:作家
グワッシュとは?【 美術用語 】 不透明な水彩絵具、またはこれを用いた技法、絵画。現代のグワッシュ絵具は、水溶性のアラビアゴムを媒材として顔料と混ぜたものだが、古代エジプトなどでは、顔料をトラガカント・ガムか蜂蜜で練り合わせてつくり出していた。いずれの媒材でも不透明な効果を与えるための増量材を含んでおり、地塗りの色彩を覆うことができる。透明水彩の場合には、ハイライトや明るい色は、紙の白地を利用してつくるが、グワッシュでは白色絵具を混ぜてつくる。またそのため、白色の地塗りによる透明感に欠けるが、乾くとぬれた時よりも明るい色調となり、艶のないしっとりした効果を生む。西洋中世には、彩飾写本によく使われ、16世紀〜18世紀の細密画では、透明水彩とグワッシュを併用して使った。デューラーの水彩による風景画や花や動物の習作もほとんどグワッシュによって描かれている。18世紀のフランス,スイス,イタリアの水彩画家たちは、パステル調の発色をもつ表現を開発。20世紀に入ると、ポスターやイラストレーションなど幅広い分野で用いられている。 |
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