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は とん ちょる ハ・トン=チョル(河東哲)
1942年韓国に生まれる。ソウル大学絵画科に学び、1969年修士号を取得。1974年第23回韓国国展で文化情報大臣賞を受賞。1978年、ニューヨークで開催された第1回在米韓国美術家協会展、83年イタリア、ミラノでの韓国現代美術展、また、東京、大阪、福岡、札幌を巡回した韓国現代美術展に出品。同年、サンフランシスコでの、ソウル=サンフランシスコ版画素描交流展、1986年第42回ヴェネチア・ビエンナーレ、88年第24回ソウル・オリンピック記念韓国現代美術展に出品。福岡市美術館が開催しているアジア現代美術展には、1985年の第2回展、89年の第3回展に出品している。
カテゴリー:作家
ロココとは?【 美術用語 】 18世紀にヨーロッパで流行した装飾様式。バロック様式に続き、新古典主義に先立つ様式で、広く当時の建築、彫刻、絵画、工芸など美術全体にわたる様式。バロックとロココとは、直線を嫌い、ゆがんだ、凝った装飾を好む点では共通しているが、バロックの力強さに比べて、ロココはむしろ優美で軽快であり、S字形の曲線、非相称の装飾、シノワズリ(中国趣味)を中心とした異国趣味が目立っている。社会背景としては、バロック時代の壮麗な宮殿に対する、新時代の社交場である優雅なサロンの勃興、有力な宮延の婦人たちの趣味の影響などがあった。例えば、暗く重いビロードに代って明るい色の絹織物や錦が流行したのも婦人たちの好みによるものであった。絵画ではヴァトー、ブーシェ、フラゴナールなど、彫刻ではファルコネ、ピガル、建築では、フランスにおけるガブリエルの装飾したヴェルサイユ宮の諸室、ボフランの建てたオテル・ド・スービーズなど、ドイツ・オーストリアではキュヴィイエがバイエルンの宮延にこの様式をもたらすなどした。 |
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