1929年ソウルに生まれる。ソウル国立美術大学、ニューヨーク・アート・ステューデンツ・リーグに学び、1960年代は
抽象絵画を描くが、70年代に入ると
スーパーリアリズムの手法を用いて、水滴を描き始める。1961年第2回パリ青年
ビエンナーレ、72年第8回東京国際版画
ビエンナーレ、72−76年サロン・ド・メ展に、77年東京セントラル美術館「韓国現代美術の断面」展、81年ブルックリン美術館の「韓国今日の
ドローイング」展に出品する。1973年第12回サンパウロ・
ビエンナーレで名誉賞受賞、83年東京都美術館他の「韓国現代美術展」に出品する。現在はパリにて制作を続けている。(「THE HIROSHIMA 広島市現代美術館所蔵作品による」図録 1991年)