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あぺる カレル・アペル
1921年オランダに生まれる。2006年没する。1940年から43年にかけて、国立美術アカデミーで学ぶ。1946年にはオランダで初個展を開き、パリのサロン・ド・メにも出品。1948年にはアレシンスキー、コルネイユらと共に、コブラ(参加した画家達の出身地コペンハーゲン、ブリュッセル、アムステルダムの頭文字をつなげたもの)を結成する。戦後の抽象における表現主義的傾向を代表するこのグループは、個人的幻想を直接に表現しようとした。アペルは、ナイフで絵具をキャンバスに叩きつけたり、ひきずったりして描いた。民族芸術や子供の絵にも興味を示し、色や線というよりは創造行為の熱っぽさを反映した荒々しいイメージを重視した。アンフォルメルや、日本の具体グループ、またアメリカの抽象表現主義との関わりもよく指摘されるところである。1954年にはヴェネチア・ビエンナーレで奨励賞を受賞、58年にはパリ、ユネスコ本部の壁画も手がける。また世界各地で個展が開かれている。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)
カテゴリー:作家
フィリップスとは?【 作家名 】 1939年イギリスに生まれる。バーミンガム美術学校に学んだ後、ロンドンのロイヤル・アカデミーに進み1962年に卒業。1966年スイスに本拠を定めるが、世界各地を旅行し制作を続ける。1961年ロンドンのRBAギャラリーの「ヤング・コンテンポラリー」展に、翌62年ポップ・アートの拠点シドニー・ジャニス画廊の「ニュー・リアリスト」展に出品。1962年にサンフランシスコ近代美術館などアメリカ各地を巡回した「今日のイギリス美術」展や、65年にストックホルム近代美術館で開催された「オプ・アンド・ポップ」展などに出品し高く評価される。1967年ストラットフォード・アポン・エイボンのシェークスピア劇場の玄関をデザインし、1976年にはハンブルグ美術協会の「ポップ・アートの再発見」展に出品。「ビルボード」誌などの商業雑誌の写真を題材にしながら、その形態を明快な平面に変え、メタリックな彩色を加えて大画面に構成する作風が知られている。 |
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