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赤い枕で眠る女



赤い闇6



赤城泰舒



アカシア



赤土山



アカデミー



赤紫の花瓶



〈赤を見ることができない〉



亞艦来浦図











秋岡美帆



秋草小禽図



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秋野不矩



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がるがーりょ

パブロ・ガルガーリョ

1881年スペインに生まれる。1934年没する。1890年代の末、バルセロナの前衛的芸術家が集ったカフェ「四匹の猫」で新しい芸術思潮に触れた後、1903年奨学金を得て半年間パリに滞在、ロダンの彫刻に感銘を受ける。1912年から14年にかけてパリに住み、ピカソ、マノロ・グリスら同郷のスペイン人芸術家たちと交流。キュビスムの洗礼を受けて帰国した後は、バルセロナの美術工芸学校で教鞭をとる傍ら、金属による仮面や人物像の彫刻、装飾品を制作。1923年頃よりパリに出て、エコール・ド・パリの作家たちと交わりながら金属彫刻に専念し、ゴンザレスと共にこの分野の先駆者の一人となる。バルセロナの工芸的伝統を受け継ぎながら、キュビスムなどの新しい彫刻の影響を受け、両者の接点で独自の業績を残した。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)


カテゴリー:作家
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ガルガーリョとは?【 作家名 】

1881年スペインに生まれる。1934年没する。1898年バルセロナの前衛的芸術家が集ったカフェ「四匹の猫」に出入りし、ピカソと出会う。1903〜04年パリに滞在、ロダンの彫刻を研究した。1904年バルセロナに戻り初個展を開催。その後もパリに度々滞在、ピカソを始めとする同郷の芸術家たちなどと交流した。パリで金属を素材とする制作を開始、また、キュビスムに触発され、形態の単純化や凹面凸面の変換などを試みた。一時、健康を害して療養、その後バルセロナの工芸学校で教鞭を執ったが、1924年パリに移住。金属板の線と面により囲まれた空間で量を見せる構成と、バルセロナの工芸的伝統を受け継ぐ装飾的要素を備えた作風を確立した。

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