1937年イギリスに生まれる。1955年ホーンシー美術学校で教育を受け、1959年から王立美術学校でR.B.キタイ、
ピーター・フィリップス等と同じクラスに所属する。1961年に卒業し、
ロンドンの美術学校で
リトグラフの指導をしながら、制作する。1963年パリ・
ビエンナーレ展で新人賞を受賞し、翌年には一年間ニューヨークに滞在した。エロチックな人間像と明快な色面が自由に混合される作風から出発し、1968年『図像』と名付けられた書物を刊行した頃から、大衆雑誌や商品カタログから視覚的なアイデアを選ぶようになる。1970年には〈おおカルカッタ〉の舞台装置・衣裳や、西ドイツテレビ局のためにショーのデザインをする。女性の脚部を主題にした油彩画・版画の他、裸の女性の
マネキン人形によって家具を作った
オブジェなどで知られる。1960年代のイギリスの代表的なポップ・アーティストの一人。