1914年イギリスに生まれる。建築製図家として働き、第2次世界大戦中1941年から44年まで海軍の飛行士として従軍。戦後テキスタイルの制作、家具や建築のデザインに携わりながら彫刻を学ぶ。初期の作品は
コールダーの影響を受けたもので、1947年にはじめて発表した作品もモ
ビールであった。1950年最初の個展を
ロンドンで開催。モ
ビールとともに構成的作品を制作するが、昆虫や動物を題材にした象徴的作風を経た後に、人間をモチーフとして鋭角的な面取りを行なう表現を展開する。戦後
ヘンリー・ムーアを代表とするイギリス彫刻が国際的に高い評価を受けるが、
ムーアに続く世代の作家として注目を集め、1956年第28回ヴェネチア・
ビエンナーレ展で国際彫刻大賞を受賞。その後、
抽象性を強めた彩色彫刻も試みながら様々な国際展に出品し、近年も1988年のヴェネチア・
ビエンナーレ展に出品。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)