1932年イギリスに生まれる。グラスゴー大学で法律を学ぶ。1964年ジョーン・ヒルズと共同による無作為に選ばれた地点の〈地球表面彫刻〉でデビュー。1966年ヒルズと官能研究所設立以降、地球表面彫刻の〈
ロンドン・シリーズ〉、〈ワールド・シリーズ〉等、表象としての表面を追求し続ける。1967年第5回パリ青年
ビエンナーレ絵画賞受賞、ボディ・ワークや各種のイベントの他、ジミー・ヘンドリックスのためのライト・ショーを手がけるなど、ライト・アートの分野での評価も高い。現在「
ボイル・ファミリー」(ヒルズ、長男セバスティアン、長女ジョージア)の名で制作。(「THE HIROSHIMA 広島市現代美術館所蔵作品による」図録 1991年)