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こーくす ウッレ・コークス
1941年スウェーデンに生まれる。1960−62年ゲーレシュボルグ校、1960−68年王立美術アカデミーで学ぶ。1977−81年ヌンスク会長。1987年より王立美術アカデミーの学長を務める。スウェーデン現代美術の中心的な存在。北欧美術の伝統である表現主義を背景にして、彩度の高い色彩と激しい筆触で、民俗的なモティーフを暗示する組み作品による巨大な絵画空間を創出する。近代以降の諸様式を参照しながら自在に制作する態度は、ポスト・モダニズムの文脈に通じるものがある。(「自然と人間の対話 スウェーデン現代美術展」図録 1991年)
カテゴリー:作家
パフォーマンスとは?【 美術用語 】 広義には「実行」の意味であるが、美術の分野でパフォーマンスという場合には、絵画や彫刻などの作品によってではなく、美術家の身体そのものを用いて表現する行為を指す。1960年代に、美術家の非演劇的な行為による表現形式が生まれ、ハプニング、イヴェントなどと呼ばれたが、1970年代になってパフォーマンスという名称が広く用いられるようになった。歴史的には、未来派やダダの行った挑発的な行為もパフォーマンスに含める見方もあるが、狭くは1970年代以降の美術家による身体表現をいう。美術の情報的側面を純化するという意図からは、1960年代末に生まれたコンセプチュアル・アートと似た面を持っており、また、ヴィデオを用いることが多いことから、ヴィデオ・アートとも密接な関連をもっている。形式としては、肉体を物質として扱うもの、公衆との対話を重視するもの、儀式的な形式のもの、演劇的要素の濃厚なものといろいろなタイプがある。現代美術の一翼をになう新しい表現形式である。 |
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