1941年スウェーデンに生まれる。1960−62年ゲーレシュボルグ校、1960−68年王立美術
アカデミーで学ぶ。1977−81年ヌンスク会長。1987年より王立美術
アカデミーの学長を務める。スウェーデン現代美術の中心的な存在。北欧美術の伝統である
表現主義を背景にして、彩度の高い色彩と激しい筆触で、民俗的な
モティーフを暗示する組み作品による巨大な絵画空間を創出する。近代以降の諸様式を参照しながら自在に制作する態度は、ポスト・
モダニズムの文脈に通じるものがある。(「自然と人間の対話 スウェーデン現代美術展」図録 1991年)

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マックス・クリンガーとは?【 作家名 】

19世紀末の
象徴主義的な傾向と、ユーゲントシュティールや
分離派の動きも取り入れた独特の具象的な作風で知られる。1899年には
ベルリン
分離派の結成に参加する。第14回ウィーン
分離派展(1902年)では、代表作となるベートーヴェン像を出品して注目を集め、
銅版画による「手袋」の連作(1881年)は、後のシュルレア
リストたちの関心を引くなど、絵画、彫刻、版画など多岐にわたって存在感を示した。

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