ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


バロック



バロック・ポップ・バロン



万国博エジプト劇場「ラムセス」



晩山残照



晩秋



板東敏雄



バートレット



バール



バーンズ



パイパー



パケ船舶旅行会社



パスキン



パッケ



パップ



パテル



パナマセイ



パナマレンコ



パノラマとジオラマ「革命と帝国」



パバーヌ



パピエ・コレ


<前 (125/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


びゅーり

ポール・ビューリ

1922年、エーヌ・サンピエールに生まれる。1939年モンの美術学校を卒業する。1947年「若きベルギー絵画」のメンバーとなる。1948年「コブラ」の創立に加わる。1951年「若きベルギー絵画」賞を受賞。1952年「抽象絵画」のメンバーになる。1954年「空間主義」宣言を発する。1953年アンドレ・バルタザールと「デイリー・ブル」を創刊する。1955年パリの「運動」展に出品、61年フランスへ渡る。1964年アメリカ旅行。マルゾット賞を受賞。ヴェネチア・ビエンナーレ、カッセル・ドクメンタ3に参加。1966年美術批評賞を受賞。1970年、カリフォルニアのバークレー大学教授に迎えられる。1972年第11回日本国際美術展に出品。1973年ミネアポリス大学から名誉博士号。1976年地下鉄ブーズ駅の装飾を手掛ける。1982年パリで回顧展。1983年パリの国立美術学校のモニュメンタル彫刻科の教授になる。1985年パリ国際彫刻グランプリを獲得。1993年東北芸術工科大学に作品を設置。(「ベルギー現代美術展」図録 1994年)


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

外光派とは?【 美術用語 】

19世紀フランス絵画史における呼称。ルネッサンス以降ヨーロッパのアカデミックな美術教育では屋内で油絵を完成するのが習しだったが、19世紀に入ると屋外の太陽光の下で油絵を完成しようとする作家が現れた。そうした作家あるいは制作態度を指す。主題としては風景画が多く、具体的な作家としてはヨンキスト、ブーダンなど印象派の先駆的な役割を果した作家を指し、クールベコローなどを加えることもある。印象派も屋外での制作に専念しているが、普通は外光派と区別し、むしろ印象派の技法とアカデミックな主題を折衷して19世紀後半のパリ画壇で人気を得たサロンの作家たちを指すことが多い。日本ではサロンの作家ラファエル、コランに学んで1893年帰国した黒田清輝を中心として形成された洋画の新傾向とその一群の作家を指す。黒田が帰国するまで主流であった脂派との対比から、紫派、新派、南派、正則派とも呼ぶ。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

外光派

キーワードを含む記事
6件見つかりました。

  印象主義

  外光派

  藤島武二

  ウジェーヌ・ブーダン

  朦朧体

  脂派


<前   次>

徳島県立近代美術館2006