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びゅーり

ポール・ビューリ

1922年、エーヌ・サンピエールに生まれる。1939年モンの美術学校を卒業する。1947年「若きベルギー絵画」のメンバーとなる。1948年「コブラ」の創立に加わる。1951年「若きベルギー絵画」賞を受賞。1952年「抽象絵画」のメンバーになる。1954年「空間主義」宣言を発する。1953年アンドレ・バルタザールと「デイリー・ブル」を創刊する。1955年パリの「運動」展に出品、61年フランスへ渡る。1964年アメリカ旅行。マルゾット賞を受賞。ヴェネチア・ビエンナーレ、カッセル・ドクメンタ3に参加。1966年美術批評賞を受賞。1970年、カリフォルニアのバークレー大学教授に迎えられる。1972年第11回日本国際美術展に出品。1973年ミネアポリス大学から名誉博士号。1976年地下鉄ブーズ駅の装飾を手掛ける。1982年パリで回顧展。1983年パリの国立美術学校のモニュメンタル彫刻科の教授になる。1985年パリ国際彫刻グランプリを獲得。1993年東北芸術工科大学に作品を設置。(「ベルギー現代美術展」図録 1994年)


カテゴリー:作家
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遠近法とは?【 美術用語 】

三次元の空間を平面上に、立体感、奥行きを伴って表現するための技法。1436年、アルベルティの『絵画論』において、「絵画は眼を頂点とする三角錐の一断面にほかならない」と、科学の裏付けに基づいて初めて理論的に示された。現実に目の前にある対象物は、われわれの目から遠く離れてゆくに従って、小さく見えるようになる。つまり画面上の消失点(バニシング・ポイント)に向かって幾何学的に短縮され、画面上に示される。これは線遠近法とよばれるものである。これに対して、大気の影響によって、対象のもつ色が変化して見え、その輪郭や明度が不明瞭になることに基づいて遠近感をあらわす色遠近法といわれるものもある。また、線遠近法は透視図法ともいわれることがあり、たとえばレオナルドの「最後の晩餐」は、消失点を効果的に用いた遠近法の一例である。

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