![]() |
|||
| データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。 | |||
|
ぱっけ リア・パッケ
1954年ベルギー、マルクセムに生まれる。1979年アントワープ、フィロソフィカルセンター・アウロラで個展。1980年アントワープ、ルイムテZで個展。1981年ブザンソン、ストラスブール、ブリュッセル、ポルトガル等で行われたパフォーマンス・フェスティバルに参加。1982年アントワープ、クラブモラルで個展。アントワープで「家庭でのマダム」を行う。1983年マダムとしてアントワープで「戦争で失った私の人を待つ」。1985年マダムとしてブリュッセルで「好きだった人へのお土産」。1987年ミラノ、グラツィア・テリビーレおよびアントワープ、ギャラリーモンテヴィデオで個展。1988年ハンブルク、フォールムで個展。また、アントワープで「マダム、動物園に行く」等を行うなど、各地でマダムとして活動する。(「ベルギー現代美術展」図録 1994年)
カテゴリー:作家
デフォルマシヨンとは?【 美術用語 】 変形、歪形。造形芸術で、自然の対象を変形して表わすこと。遠近法、短縮法、プロポーション、美術解剖学などの知識に基いて形態、空間、量的表現を正確に再現する写実より、芸術家の造形意志が重視される。これにはより自然に見えるための歪形も含まれる。しかし、近代美術では、芸術家の主観を強調し、観る者に強く訴えるために、形やプロポーションや空間的秩序を意識的に変形して独自の造形的秩序を造り出すことが盛んに行われ、セザンヌをはじめ、ピカソ、ダリ、モディリアーニなど、キュビスム、シュールレアリスム、表現主義などの造形的特色となっている。しかし、それ以前にも、エル・グレコらのマニエリスムの絵画、ドナテロやミケランジェロの彫刻、建築の枠に規制されたロマネスク時代の柱頭、二次元性を強調した東方的造形(古代エジプト美術、東洋絵画)など広く認められる。いずれにせよ、どのような美術作品も事物の厳密な三次元的複製ではありえないから、ほとんどの美術作品はこの「歪形」を行っているといえる。 |
||