ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


矮鶏



〈中央の場〉



中学生(カミーユ・ルーランの肖像_郵便配達夫の息子)



忠義



チュウゴクセイ



抽象



抽象芸術



抽象的なイメージ



抽象表現主義



チュンチャンスプ



鳥海青児



彫刻と花鳥



蝶にさらわれたルフィーナ



直角の詩



チリセイ



チンバドのスツール



ツァイ



ツァッシェ



ツァン・トゥム・トゥム



ツィヴァリ


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ぼるどーね

パリス・ボルドーネ


7才で父親を亡くした少年パリスは、故郷を離れ母親とともに水の都ヴェネツィアに行き、長じて世界的大画家となった。ヴェネツィアでは、ティツィアーノのアトリエで絵を学んだが、師匠の不熱心な教育に満足しなかった。ボルドーネが18才にして絵の注文を受けた時には、ティツィアーノも妬んだという。ある時期を境に師から離れていき、その後の名声はイタリア国内に止まらず、フランスやドイツにも及び、注文も相次いだ。ボルドーネは自分の作品に署名することが少なかった為、他の画家の作品と間違われることも多い。事実「毛皮のコートを着た男の肖像」(1530−1535頃)は20年程前までは、皮肉にも、彼が不満を感じていた師匠ティツィアーノの手になるものと信じられてきたのである。(「奇跡のコレクション サンパウロ美術館名品展」図録 1995年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006