ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


体育教室



タイガー V



太閤名将図



大聖像



大西洋横断



退廃芸術



大木



タイポグラフィ



Time to Fly



太陽と月を収めて



タイルの壁にもたれる東洋の女



対話



高井貞二



高岡何有



高尾晩秋図



鷹狩図



鷹狩図



高木勇



高木聖鶴



高久靄?


<前 (88/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


ちぇしゅか

カール・オットー・チェシュカ

1878年ウィーンに生まれる。1894−99年、ウィーン造形芸術アカデミーに在学。1898年ゲルラッハ&シェンク出版社のためのポストカードや挿絵を制作。インゼル社など多くの出版社で装丁、グラフィック、広告などを制作する。1902−07年、ウィーン工芸学校で教え、1905年から教授になる。生徒の一人にO.ココシュカがいた。1907年ハンブルグの工芸学校に招かれ、やがて教授となり43年まで勤めた。ウィーン工房には1905年から参加。ハンブルクへ移ってデザイン活動を行う一方で、工房との協力関係も続く。1907年M.ラインハルトの演劇「リア王」の舞台装飾。1908年ゲルラッハ&ヴィートリンク出版社から舞台装飾の挿絵本『ニーベルンゲン』を刊行。工房のためにポストカード、挿絵、アクセサリー、刺繍、ステンドグラス、陶磁器、金属製品などをデザインした。また、キャバレー・フレーダーマウスのグラフィック、ホフマンが設計したホーホライトの狩猟小屋の装飾パネル、ストックレー邸のステンドグラス、パウル・ヴィトゲンシュタイン邸などの装飾も手掛ける。「分離派展」(ウィーン、1900、02、04年)、「装飾美術展」(トリノ、1902年)、「クンストシャウ」(1908、09年)、「工作連盟展」(ケルン、1914年)などオーストリア、ドイツ各地の主要な装飾美術展に参加。1960年ウィーンで歿。(「ホフマンウィーン工房展」図録 1996年)


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

ドライポイントとは?【 美術用語 】

版画技法。銅版画は、凹版を製版する技法によって直刻法と酸腐蝕法に大別できるが、これは前者の内の一つ。銅板にニードル等の針状または刀状のもので描画し、その刻まれた凹部にインキをつめ、プレス機で紙に刷り上げる。「ドライ(乾いた)」とは酸を用いないこと、「ポイント(点)」とは尖端をもつ道具で線刻することを示している。単純な技法ではあるが、自由に線刻するには相当の熟練が必要である。この技法の特徴は、ニードルで押しのけられた版材がささくれ立って刻線に沿ってまくれ上がり、このまくれ(バール)に絡まったインキが、にじんで柔らかな線を表わすこと、また刻線の深浅(バールの高低)によってにじみの表情を調整できることである。その反面プレスする度にバールがつぶされていくので多く刷れない。15世紀後半にはドライポイント版画の最初のものが登場している。既に製版された上からも直接彫り刻めるのでエッチング等と併用されることも少くない。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

ドライポイント

キーワードを含む記事
28件見つかりました。

  ある種の関係

  あんま 愛欲を支える劇場の話

  エリオグラヴュール

  エングレーヴィング

  メアリ・カサット

  かるめん

  旧徳島城表御殿庭園

  九つの顔

  子供の世話

  じえすちーぬ

  テオフィル・アレクサンドル・スタンラン

  座る浴女

  アンリ・ソム(フランソワ・クレマン・ソミエ)

  たまる

  銅版画

  銅版画集〈WORK〉1

  銅版画集〈WORK〉2

  銅版画集〈WORK〉3

  銅版画集〈WORK〉4

  銅版画集〈WORK〉5


<前   次>

徳島県立近代美術館2006