![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
ふりーとまん おってん,(みち;まりえ・ろざりえ) ミッツィ・フリートマン=オッテン(ミチ または マリエ・ロザリエ)
1884年ウィーンで生まれる。女性美術学校とウィーン工芸学校に在学。0.シュトルナートに師事。コマーシャル・グラフィック(ポスター、蔵書票、印刷物、レターヘッドなど)やジュエリー、日用品の金属製品、ファッション・デザインを手掛ける。「クンストシャウ」(1908年)、「オーストリア工芸展」(1911年)、「モード展」(1915年)、「クンストシャウ」(1920年)、「ドイツ女性芸術展」(1925年)、「工作連盟展」(1930年)参加。新芸術集団、オーストリア工作連盟、ウィーン女性芸術協会の会員。ウィーン工房のために、ポストカード、ジュエリー、七宝、テキスタイル等のデザインをする。(「ホフマンとウィーン工房展」図録 1996年)
カテゴリー:作家
アンフォルメルとは?【 美術用語 】 もとは「非定形なもの」という意味。美術の世界では、アンフォルメル絵画、アンフォルメル芸術というように用いられ、定着している。第二次世界大戦後、約10年間、世の中では抽象絵画の運動がさかんになった。この抽象への指向が、アメリカでは抽象表現主義とよばれ、フランスを中心とするヨーロッパにおいてはアンフォルメルとよばれたのである。アンフォルメルという言葉は、フランスの批評家ミシェル・タピエによって1950年に名付けられ、1952年には「アンフォルメルの意味するもの」と題する展覧会がもたれた。この運動の中心となった作家は、ヴォルス、デュビュッフェ、マチュー、リオベル、ミショーらで、彼らはこれまでの美学を棄て「もう一つの芸術」を創ろうとした。つまりこれまでの抽象が与えてきた構成的、幾何学的なイメージを脱却し、理性では把えられない意識下の心の状態から生み出されるものを表現しようとした。それらは抒情的で非幾何学的であるがゆえに、アンフォルメルとよばれた。日本にも後日紹介されて、前衛芸術に多大な影響を与えた。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||