ぐるぐるアートワード
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パナマレンコ



パノラマとジオラマ「革命と帝国」



パバーヌ



パピエ・コレ



パフォーマンス



パブスト



パプアニューギニアセイ



パラディーノ



パリ高等法院付属監獄、オルロージュ河岸通り



パリ市の祭典−セーヌ川上で行われた槍試合



パリ市の祭典−セーヌ川に打ち上げられた花火とイリュミネーションの装飾



パリジェン食器セットのための皿のデザイン



パリスの審判



パリのサン・メダール教会



パリ、バスティーユの眺め



パル(ジャン・ド・パレオローグ)



パレッターブル(パレット・テーブル)



パレット1



パレット2



パレット3


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アドルフ・ベーム


1861年に生まれる。1927年没する。画家の息子。1876年にウィーンの美術アカデミーに入学、グリーペンケール、ヴュルツィンガー、エイゼンメンガーに師事した。1897年の分離派の創始以来、1905年にクリムトのサークルと共に離脱するまで、そのメンバーであった。1898−1902年までの分離派の展覧会に参加し、その第8回と第15回の展覧会のポスターを制作した。1900年以降、いくつかの美術学校で教授をつとめたが、教育者としてのベームは、あらゆる装飾美術(陶器、ガラス、家具)の作家としてのベームと同様に定評があった。注目すべきその作品には、分離派館のためのスタッコのレリーフ、1899年にオットー・ヴァーグナーのヴィラのために制作されたガラス・モザイクの壁、そして『ヴェル・サクルム』に掲載された版画の挿絵などがある。1908年にはクンストシャウの第29展示室(「子供のための美術」)を装飾、1909年以降はクロスターノイブルクで装飾家、画家およびグラフィック美術家として活躍した。ゼゼッションのメンバーの中でもベームは絵画において主題に背を向けた初めての作家だった。「セガンティーニの影響を受けているスーラの点描画法でさえもA.ベームにおいては色彩の夢幻的な魔術と化す」(W.ホフマン)。


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徳島県立近代美術館2006