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ふらんつ ふぉん ちゅーろー

フランツ・フォン・チューロー

1883年に、ウィーンに生まれる。1903年から06年にかけて、ウィーンの造形芸術訓練校と造形芸術アカデミーに所属する。1903年にブリュンの産業館の展覧会に出品。以後、1907年のドイツ芸術家連合のグラフィック展(ライプツィヒ)、1908−09年、「ウィーン美術展」、「こどもと芸術」展、1911年「国際美術展」(ローマ)などに出品する。「ゼツェッシオン展」には1911、22、23、33年に出品している。1929−30年には、オーストリア工芸協会とゼツェッシオンのメンバーとなる。1963年、ウィーンにて歿。陶器や壁紙の会社で働いた後、ウィーン工房では、織物や送風機、カラーボックスやステンシル技法による間仕切りなどをデザインした。1912年頃に、彼のデザインによるリトグラフのポートフォリオの暦がウィーン工房から発行されるなどした。ウィーン工房においては フランツ・フォン・チューローのグラフィック作品と版画作品を主に売り出した。


カテゴリー:作家
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アンデパンダン展とは?【 美術用語 】

1884年の春、スーラ、シニャックルドン、ギヨーマンなどを含むフランスの反アカデミズムの画家やサロン落選画家たちが独立芸術家集団を組織、同年夏に改組し独立芸術家協会(Societes des Artistes Independants)を結成し、年末に第1回展を開催。その目的は、所定の会費を払えば誰でも出品できる鑑査機構なしの展覧会を組織することにあった。アンリ・ルソー、ゴッホロートレック、セザンヌマティス等もしばしば出品するなど、印象派より若い世代の画家の多くがこの展覧会と関連し、20世紀の初めまで重要な美術動向の舞台となった。我が国においても、第2次大戦前に童心芸術社と二科展主催のものがあったが、1946年に日本美術会が設立され、民主的立場に立った日本アンデパンダン展を開催。これとは別に1949年、読売新聞社主催で同名の展覧会が開始され、しばらくは並例して進んだが読売アンデパンダンと改め、63年ダダ化が進むなかで中止に至る。

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