ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ 海辺の葉と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 都わすれと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ 石と影



影シリーズ 右近の葉と影



影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 浜辺の葉と影



影シリーズ 都わすれと影



影の自画像



過去も未来もない中心 I



過去も未来もない中心 II



かご


<前 (32/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


ぐらっせ

ウジェーヌ=サミュエル・グラッセ

スイスのローザンヌ生まれ。16歳の時にチューリヒ国立理工学校に入学、美術を学ぶ。ローザンヌで劇場装飾の仕事をした後、パリに行く。本の挿絵、キャバレーの室内装飾、雑誌の仕事等を行う。1891年にフランスに帰化し、様々なクライアントのために40種類程のポスターを制作。そのグラフィックな作品はアール・ヌーヴォー様式を普及させることに貢献した。ブリュッセルの「自由美学」展、ウィーン分離派展(1898年)、「装飾美術家展」(1906年)などの様々な展覧会に出品。1901年には建築家エクトル・ギマールとともに「装飾美術家協会」を設立。1890年以来自ら出費してきた美術教育師範学校(エコール・ゲラン)において1903年まで教育に従事。『植物とその装飾への応用』(1896年)、『装飾構成の技法』(1905年)の2冊の理論書も刊行。以後、17年にパリ近郊の住宅都市ソーで亡くなるまで、エコール・エティエンヌで文字の歴史とその描き方を指導している。(「黄金時代のポスター芸術」図録 1998年)


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

アクアチントとは?【 美術用語 】

版画技法。銅版画は、凹版を製版する技法によって直刻法と酸腐蝕法に大別できるが、これは後者の内の一つ。まず銅板に粉末状のグラウンド(防蝕剤)を粗くまき熱して付着させ、その上に液状のグラウンドで描画する。これを酸腐蝕させると、描画部は残り、その背景には網目状の防蝕層を通過した酸によって徴細な点が刻まれる。グラウンドを除去し凹部にインキをつめプレス機で紙に刷り上げると、描画部は白く、背景には砂目状の徴妙な黒点が表われる。普通白く残したい部分から順に描画を重ね腐蝕を繰り返すので、描かれなかった部分はその度に腐蝕が進み、それを印刷すれば、砂目状の黒い調子が段階的に深まっていくことになる。アクアチントの語源は「水」であり、水彩画のように微妙な濃淡を表現できるという特徴を示している。17世紀前半にオランダで発明されたとされており、18世紀にフランス人ル・プランスによって確立された。同じ腐蝕凹版であるエッチングと併用されることも多い。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

アクアチント

キーワードを含む記事
19件見つかりました。

  アクアチント



  ルイ・イカール

  エリオグラヴュール

  大きな木

  カルメン(1)

  旧徳島城表御殿庭園

  虐殺された人々

  駒井哲郎

  シュガー・アクアチント

  ジャン=ピエール・マリー・ジャゼ

  スピット・バイト

  手のある人質I

  転位 ’86−地− III

  銅版画

  版画集〈流砂〉I 仕事をする彫刻家

  紫の人質

  吉野川から眉山を望む

  裸体像の習作


<前   次>

徳島県立近代美術館2006