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しゅとぅるーと トーマス・シュトゥルート
1954年ドイツのヘルダーンに生まれる。デュッセルドルフの美術アカデミーで学ぶ。1979年の、出身地のライン地方美術館でのグループ展を皮切りに、国内外のさまざまな展覧会に出品する。1987年には「ミュンスター彫刻プロジェクト」(ミュンスター)に、90年にはヴェネチア・ビエンナーレの「アペルト’90」(ヴェネチア)に出品した。同年、京都国立近代美術館他を国内で巡回した「移行するイメージ 1980年代の映像表現」展に出品されるなど、国内でも広く知られるようになった。
カテゴリー:作家
モニュメントとは?【 美術用語 】 個人、事件、思想などを顕彰し、記念して、永久に残すことを目的とする作品のことを言う。すなわち記念的造形物一般を指す語で、凱旋門、記念堂、記念像、記念碑、霊廟、陵墓などがあるが、広義には、歴史的・文化的に意義のある建築物、建造物、さらには規模の大きい彫刻、モザイク、ステンド・グラスのような建造物と一体をなすような絵画・工芸装飾の作品類をも指し、ほぼ歴史的建造物・文化財という範囲まで示すこともある。美術作品についてモニュメントという言葉を使うときは、偉大さ、高雅さ、耐久性などのイメージがあり、本質的なことではないにしろ形の大きさも問題となる。また歴史上長く保存されてきたものは、当然保存する価値があると思われたものである。従って、美術批評で美術作品のもつ様式的な意味あいのひとつとして「モニュメンタル」という表現を用いた場合には、元来モニュメントとして作られていないものも、モニュメンタルな様式に含まれることになる。 |
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