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しゅう゛ぁるつ シュテファン・シュヴァルツ
1902年、ブダペストに生まれる。1925年から、ブダペストで商業図案家として活動。ポスターのデザインやパントマイム劇のための舞台美術などを手掛ける。1929−31年、バウハウスに在学。ペーターハンスの写真講座を受講。1931−33年、ベルリンで商業図案家として活動。1933年から、出版社「ウルシュタイン」に勤務。表紙の装丁を担当する。また、リシツキーとともに文字の構成を行う。以後の経歴は不詳。(「バウハウス展−ガラスのユートピア」図録 2000年)
カテゴリー:作家
エングレーヴィングとは?【 美術用語 】 版画技法。銅版画は、凹版を製版する技法によって直刻法と酸腐蝕法に大別できるが、これは前者の内の一つで最も単純なもの。銅板にビュラン(断面が正方形か菱形の刃をもつ彫刻刀)で線刻し、そのV字型に彫られた凹部にインキをつめ、プレス機で紙に刷り上げる。ビュランで版材を完全に刻り取ってしまうので、ドライポイントのようなまくれもエッチングのような腐蝕による線のくずれもない、冷たく硬質な線が最大の特徴である。単純な技法ではあるが、抵抗の大きいビュランを自在に操り、髪の毛の数分の一の線からあらゆる太さの線までを彫刻するには相当の熟練を必要とする。「エングレーヴィング」とは正に「彫刻する」意である。15世紀前半には、最初のエングレーヴィング版画が登場している。彫刻に用いる刀の名をとって「ビュラン」と呼ぶことも多いが、その場合は同じくビュランを用いる木口木版もその中に含めて考えることができる。 |
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