1904年、バーゼルに生まれる。1924−29年、
バウハウスに在学し、絵画、デザイン、写真、グラフィックなどに没頭するが、特に演劇に熱中する。1936年、
アルバースの求めにより、アメリカに移住し、ノース・キャロライナ州
ブラック・マウンテン・カレッジの教授となる。1938年、絵画制作に専念するようになる。1961年、1年の半分をアメリカで、もう半分を
スイスで過ごすようになり、
スイスでは山脈を描く。1979年、ロカルノで死去。(「
バウハウス展−ガラスのユートピア」図録 2000年)

いまクリックまたは、検索したキーワードの解説
マックス・クリンガーとは?【 作家名 】

19世紀末の
象徴主義的な傾向と、ユーゲントシュティールや
分離派の動きも取り入れた独特の具象的な作風で知られる。1899年には
ベルリン
分離派の結成に参加する。第14回ウィーン
分離派展(1902年)では、代表作となるベートーヴェン像を出品して注目を集め、
銅版画による「手袋」の連作(1881年)は、後のシュルレア
リストたちの関心を引くなど、絵画、彫刻、版画など多岐にわたって存在感を示した。

画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。