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「ライバッハ(リュブリャナ)のために」



ライヒレ



ライ麦おばさん



ライング



ラインスベルク



ラウシェンバーグ



ラウルドゥケイザー



ラヴォ



羅漢 一



楽此幽居図



ラグーザ



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裸体像の習作



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ラパン・アジル



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 作家(1701)

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ばっつ

オイゲン・バッツ

1905年、ラインラント州フェルベルトに生まれる。1929−31年、デッサウ・バウハウスに在学し、アルバースの予備課程、カンディンスキーの分析的デッサンと色彩、シュミットの広告、ペーターハンスの写真の授業等を受ける。31年に最優秀学生としてパウル・クレーに随伴し、デュッセルドルフの国立芸術アカデミーに移る。1933−45年、金属工として働く一方、絵画制作も続ける。1959年から、ライン地方で、画家として活躍し、エッチングの制作も行う。1986年ヴッパータールで死去。(「バウハウス展−ガラスのユートピア」図録 2000年)


カテゴリー:作家
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エッチングとは?【 美術用語 】

版画技法。銅版画は、凹版を製版する技法によって直刻法と酸腐蝕法に大別できるが、これは後者の内で最も代表的なものである。エッチングの語源は「腐蝕」。まず銅板にグラウンド(防触剤)を均一にひき、ニードル等の鉄筆状のもので描画すると、描いた線の部分のみ銅板が露出される。これを酸にひたし、腐蝕時間によって線の深浅(太細)を調整する。そしてグラウンドを除去し、凹部にインキをつめ、プレス機で紙に刷り上げる。エッチングの特徴は、直刻法に比べて描画が容易であり、線の表情も腐蝕の深さによって自由に加減できることである。欧州では13世紀頃から金属細工師が腐蝕を用いて図案の線刻を行なっている。それを応用したエッチング版画の登場は16世紀初頭と考えられており、17世紀にはレンブラントを頂点として数多く制作された。日本では1931年、西田武雄によって専門誌『エッチング』が創刊され、日本の現代銅版画の創成期における、エッチングの研究・普及に大きな役割を果たした。

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