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でくせる ヴァルター・デクセル
1890年、ミュンヘンに生まれる。1910−14年、ミュンヘンで美術史を学ぶ。12年からは絵画を制作し始め、14年に最初の個展を開催する。1916−28年、イエナ美術協会のディレクターを務める。1917−25年、ベルリンのシュトゥルム画廊で定期的に作品を展示する。1928−33年、マグデブルク美術学校でグラフィック・デザインを指導する。1933年、退廃芸術家の烙印を押され美術学校を追われる。1961年、ベルリン国立美術館で「シュトゥルム展」が開催され、これを機に再び絵画を描き始める。1973年、ブラウンシュヴァイクで死去。(「バウハウス展−ガラスのユートピア」図録 2000年)
カテゴリー:作家
象徴主義とは?【 美術用語 】 サンボリスム。1880年代の後半にフランスでおこった反写実主義的な運動。はじめは、詩人モレアスの「象徴主義宣言」によって明確にされているが、マラルメ、ランボー、ヴェルレーヌらを中心とした、詩語の音楽性を重視し、語音の響きによって内的生命や特別の観念を象徴させようとする文芸上の運動から始った。美術上の象徴主義は、これらの詩人たちの影影のもとに遅れて現われた、反写実主義的な傾向を指すが、文芸の場合ほど明確な主張や運動ではなかった。直接的には、批評家オーリエの論評「絵画における象徴主義」(1891)で「芸術作品の必須条件は、1理念的であること、2象徴的であること。3総合的であること。4主観的であること。5(以上の帰結として)装飾的であること。」と宣言されており、ゴーガンを中心としたポン=タヴァン派や、ドニを理論家としたナビ派を指す。後に象徴主義に対する見解は広まり、神秘的な主題を扱い、宗教的・詩的な観念の表現を試みた世紀末の作品も含まれ、ルドン、モロー、クリムトらが代表的作家とされる。 |
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