バートレットはイギリスを拠点としながらも、ヨーロッパ(フランス、オランダ、イタリア等)やアジア諸国(インド、セイロン島、中国、日本等)を旅行し、その各地の風景や人物を水彩や油彩で描いた。銅版、木版にも長けており、同じような主題の版画を制作した。日本には東洋旅行の途中で1915年に立ち寄り、1917年まで滞在。新版画運動を始めた版元の渡辺庄三郎と知り合い、1916年にインドと日本の風景
木版画のシリーズを版行した。歌川広重や
小林清親等の風景画に影響を受けながらも、浮世絵の平面的な色面構成に西洋
写実主義的なディテールを加味した独特の様式で、川瀬巴水や
吉田博など
木版画の新しい世代に影響を与えた。日本を去った後はハワイに永住した。