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ばーとれっと チャールズ・W.バートレット
バートレットはイギリスを拠点としながらも、ヨーロッパ(フランス、オランダ、イタリア等)やアジア諸国(インド、セイロン島、中国、日本等)を旅行し、その各地の風景や人物を水彩や油彩で描いた。銅版、木版にも長けており、同じような主題の版画を制作した。日本には東洋旅行の途中で1915年に立ち寄り、1917年まで滞在。新版画運動を始めた版元の渡辺庄三郎と知り合い、1916年にインドと日本の風景木版画のシリーズを版行した。歌川広重や小林清親等の風景画に影響を受けながらも、浮世絵の平面的な色面構成に西洋写実主義的なディテールを加味した独特の様式で、川瀬巴水や吉田博など木版画の新しい世代に影響を与えた。日本を去った後はハワイに永住した。
カテゴリー:作家
アクション・ペインティングとは?【 美術用語 】 おもにニューヨークを中心に、第二次世界大戦後に起った抽象絵画の傾向。アメリカの批評家、ハロルド・ローゼンバーグの著作「アメリカのアクションペインターたち」にちなんだ呼称。1950年代の抽象表現主義の画家たちの総称として用いられるが、ドリッピングの技法を採用した1947年以降のポロックを念頭においたものだった。ローゼンバーグが“自己超越”と定義したように、完成品としての絵だけでなく、それをつくり出した過程、すなわちそれを描いていた時の芸術家の行為自体に重要性を与えることによって、ヨーロッパ風の自己表現の秩序と調和のある小宇宙を超えようとする。ポロック、デクーニングなどが代表的な作家とみなされる。 |
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