ぐるぐるアートワード
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アペル



阿房宮図



アマタシャ



雨田光平



網打つ人 - II



編革ひもシートのインスブルック・ローデルそり



編物をする羊飼いの女(羊飼いの女、大)



アムステルダム国立博物館1







雨のために



アメリカセイ



アメリカの風景



荒井寛方



洗い髪



荒川修作



荒木寛畝



荒木十畝



荒木高子



荒木珠奈






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ぐらっせ へん

ウジェーヌ=サミュエル・グラッセ編

スイスのローザンヌ生まれ。16歳の時にチューリヒ国立理工学校に入学、美術を学ぶ。ローザンヌで劇場装飾の仕事をした後、パリに行く。本の挿絵、キャバレーの室内装飾、雑誌の仕事等を行う。1891年にフランスに帰化し、様々なクライアントのために40種類程のポスターを制作。そのグラフィックな作品はアール・ヌーヴォー様式を普及させることに貢献した。ブリュッセルの「自由美学」展、ウィーン分離派展(1898年)、「装飾美術家展」(1906年)などの様々な展覧会に出品。1901年には建築家エクトル・ギマールとともに「装飾美術家協会」を設立。1890年以来自ら出費してきた美術教育師範学校(エコール・ゲラン)において1903年まで教育に従事。『植物とその装飾への応用』(1896年)、『装飾構成の技法』(1905年)の2冊の理論書も刊行。以後、17年にパリ近郊の住宅都市ソーで亡くなるまで、エコール・エティエンヌで文字の歴史とその描き方を指導している。


カテゴリー:作家
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パフォーマンスとは?【 美術用語 】

広義には「実行」の意味であるが、美術の分野でパフォーマンスという場合には、絵画や彫刻などの作品によってではなく、美術家の身体そのものを用いて表現する行為を指す。1960年代に、美術家の非演劇的な行為による表現形式が生まれ、ハプニング、イヴェントなどと呼ばれたが、1970年代になってパフォーマンスという名称が広く用いられるようになった。歴史的には、未来派ダダの行った挑発的な行為もパフォーマンスに含める見方もあるが、狭くは1970年代以降の美術家による身体表現をいう。美術の情報的側面を純化するという意図からは、1960年代末に生まれたコンセプチュアル・アートと似た面を持っており、また、ヴィデオを用いることが多いことから、ヴィデオ・アートとも密接な関連をもっている。形式としては、肉体を物質として扱うもの、公衆との対話を重視するもの、儀式的な形式のもの、演劇的要素の濃厚なものといろいろなタイプがある。現代美術の一翼をになう新しい表現形式である。

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