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「ライバッハ(リュブリャナ)のために」



ライヒレ



ライ麦おばさん



ライング



ラインスベルク



ラウシェンバーグ



ラウルドゥケイザー



ラヴォ



羅漢 一



楽此幽居図



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ラジオ「グラモン」



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裸体像の習作



ラチャ



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ラパン・アジル



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 作家(1701)

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かんばら たい

神原泰

1898年東京都に生まれる。中央大学を卒業後、フランス語、ラテン語、イタリア語を学ぶ。はじめ詩人として出発するがイタリアの未来派運動に興味をもち、その研究に没頭するかたわら自らも絵画の制作をはじめる。1917年第4回二科展に〈麗はしき市街、おゝ複雑よ いらだちよ〉を発表する。この作品は日本で展覧会に発表された最初の抽象画ともいわれる。1920年初めての個展に際し『第1回神原泰宣言書』を発表、当時の既成画壇とその様式を否定する。1922年古賀春江矢部友衛中川紀元らと前衛グループ「アクション」を結成、24年三科造型美術協会の結成に参加、25年同協会の解散後岡本唐貴矢部友衛らと「造型」を結成し『造型宣言』を発表する。大正期の前衛芸術運動のリーダーの一人として活躍するが、1927年「造型」の改組にあたり退会し、絵画の制作を中断、詩作、評論、シナリオ、演出などで活躍する。近年になって絵画の制作を再開する。(「ピカソと日本」図録 1990年)


カテゴリー:作家
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印象主義とは?【 美術用語 】

19世紀後半のフランスに起きた最も重要な絵画運動で、その影響は欧米をはじめ日本にまで及ぶ。1874年春にモネピサロシスレードガルノワールセザンヌ等を中心とする画家が官展のサロンに対抗して団体展を開いた際、新聞記者ルロワがモネの「印象−日の出」をもじって彼らを印象派と呼んだ。印象派という名称はこのことに由来し印象主義という用語もそこから派生した。印象主義写実主義を受継いで特に外光派の戸外制作を重んじ、かつマネに啓発されて明るい色彩を用いて外界の事物を光をあび、空気で包まれた印象として表現した。光の変化に応ずる色調の変化や空気のゆれ動きを効果的に描くために、固有色を否定し、筆触を小さく分割し、色調を原色に還元したことが技法上の特徴とされる。印象主義は必ずしも体系化された理論をともなわず、組織的にはゆるやかな結びつきにとどまったため、1880年代以降各画家の個性の進展と円熟にしたがい、またスーラやゴーガンなど新世代の登場ともあいまって多様化の様相を深めた。

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