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ウィルソン



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「ウィーン工房年鑑」



「ウィーン工房の一作家の手帳」



「ウィーン工房の1906年1月24日の舞踏会への招待状」



「ウィーン市、シラー記念刊行物」



「ウィーン市舞踏会」



「ウィーンの風景画」



ウィーン分離派のための蔵書票



「ウィーン分離派の8年間」



Weight without Place No.1



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いはら うさぶろう

伊原宇三郎

1894年徳島県に生まれる。1976年没する。大阪の今宮中学校で折口信夫に学び影響を受けた。東京美術学校西洋画科に入学し藤島武二に学ぶ。在学中の1920年、第2回帝展に初入選、翌年卒業する。1925年に渡仏、各地を旅行し、またサロン・ドトンヌに出品、入選する。1929年帰国し、第10回帝展で特選となり、翌年の第11回展でも特選となる。1932年東京美術学校助教授に就任する。1934年第15回帝展で審査員に推されたが、翌年第2部会結成に加わる。戦後は1949年日本美術家連盟創立に参加し、以後委員長を10年間勤める。晩年は同連盟の理事や、国際造形芸術連盟日本国内委員長、日展評議員などの他、数多くの要職を歴任しながら制作にも励んだ。1960年にはフランス政府から芸術文化勲章を贈られる。新古典主義風の、重量感のある裸婦像など、人物画を数多く制作した。(「東四国阿波讃岐風景画展」図録 1993年)


カテゴリー:作家
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リトグラフとは?【 美術用語 】

版画技法。石版画。平版(版面に凹凸のない版形式)の代表的なもの。版材に石灰石や、今日では人造石灰石や亜鉛板、アルミ板も用いる。製版の原理は水と油の反発作用である。即ち石灰石に脂肪性のクレヨンや解き墨で描き、上から硝酸アラビアゴム溶液を掛けると、化学作用によって描画部は親油性に、他の部分は親水性になる。こうして版面に油性インキをローラーで転がし、描画部にのみ付着したインキをプレス機で紙に刷り上げる。亜鉛板等を用いる場合も、水と油の反発を応用することに変わりはない。18世紀末にゼネフェルダーがドイツで発明し、当初は近代的な複製出版技術として、広くヨーロッパに普及した。19世紀中頃には多色石版画、続いて写真製版も登場し、リトグラフは商業印刷の分野で急速に発展する。19世紀末の芸術的なポスターの隆盛は、この技法を抜きにしてはあり得なかった。今世紀に入いってからも、ピカソ、マチス、ルオーシャガール等、多くの作家がリトグラフによる表現を意欲的に追求した。

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