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マイケル・グレイニェツ



マイヤー



マイヤー



マイヨール



前田寛治



前田青邨



前田暢堂



前を向いた頭部の習作と2つの手の習作



牧野克次



幕間 01021



幕間 01031



マクセヴィルアトリエジャンプルヴェ



マケット



曲子光男



貧しい食事



貧しき食事



街に沿って



街のジャングル−日刊紙



〈街を歩くこと〉



マッキントッシュ


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 作家(1701)

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さとう けい

佐藤敬

1906年大分県に生まれる。1926年東京美術学校西洋画科に入学、29年第10回帝展に初入選する。1930年フランスに留学、美術学校は翌年不在のまま卒業する。フランス滞在中、サロン・ドトンヌに出品するかたわら帝展にも出品を続け、1932年第13回展で特選を受賞する。1934年帰国し、翌35年の帝展改組に際し第二部会の結成に参加、その1回展で文化賞を受賞、会員に推挙される。翌年第二部会の官展復帰に反対して小磯良平、猪態玄一郎らと新制作派協会を結成、以降新制作展に出品する。戦前はフランス滞在を通じてマティスピカソの洗礼をうけるが、戦後になると描写に主観性を強め、鮮明な色面で画面を分割し、意図的な構成を前面に押し出す。1952年ふたたびフランスに渡ってからは次第にマティエールへの関心をあらわにし、まもなく抽象絵画に移行する。美術団体連合展、日本国際美術展、ヴェネツィア・ビエンナーレなどにも出品する。(「ピカソと日本」図録 1990年)


カテゴリー:作家
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抽象表現主義とは?【 美術用語 】

主として第二次大戦後のアメリカで開花した非幾何学的な抽象美術を指して、1950年頃から一般に用いられるようになった言葉。カンディンスキーの1910〜14年の絵画に対して使われたのが最初らしいが、1946年、アメリカの画家、アーシル・ゴーキーとジャクスン・ポロックの作品に対して使われるにおよび流行語となり、たちまち他のニューヨーク派の画家の作品にも拡大されて、抽象的でなくても、表現主義的でなくてもそう呼ばれるようになった。そのため、批評家のハロルド・ローゼンバーグは「アクション・ペインティング」という概念を導入したが、この語は当時支配的な実存主義的な意味合いが強調されており、今日ではあまり用いられない。代表的作家としては、マーク・トビー、デ・クーニング、マーク・ロスコなどがあげられる。各人の作品はあまりに多様であるが、強いて要約すれば、即興的、エネルギッシュ、自由な技法を用いて、既成の因襲的な良き趣味を満足させるよりも、人々の物の見方に衝撃を与えることを望んだ非イメージ的で反形式的な絵画といえる。

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けんさくけっか

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抽象表現主義

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徳島県立近代美術館2006