![]() |
|||
| データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。 | |||
|
あるてんべるく ペーター・アルテンベルク
本名はリヒャルト・エングレンダー。ウィーンの商人の息子に生まれ、高等教育を受ける。法学と医学の勉強を断念した後、本屋で見習をするが、医者に、神経過敏のために一つの職業に就くには不適格と診断される。ペンネームのアルテンベルクと同じ名称のドナウ河近辺に住み、鬱病と神経病の発症に苦しみながら、「ユンク・ウィーン」グループの最も重要な作家のうちの一人となり、亡くなるまで活動を続けた。健康的な菜食主義の生活を送る一方で、アルコールと薬物を過剰に摂取していた。彼の文章の内容は外面的で、世紀転換期の‘神経質なボヘミアン’の感覚に合致するものである。カール・クラウスは、アルテンベルクという人物と作品を、絶対的に擁護した。
カテゴリー:作家
都路華香とは?【 作家名 】 本名辻宇之助。明治13年幸野楳嶺に入門し内国勧業博覧会で受賞を重ねる。のちに、竹内栖鳳、菊池芳文、谷口香きょう(*)らと楳嶺門下の四天王と呼ばれた。新古美術品展、全国絵画共進会展、文展でも受賞を重ね、大正5年第10回文展で特選を受賞する。明治末年ころより波を研究し、大正元年の《良夜》などに見られるような四条派に水墨の趣を入れた作品を発表した。その後も写実から装飾にいたる幅広い作風を展開している。14年帝国美術院会員に任命され、15年には京都市立の絵画専門学校と美術工芸学校の校長をつとめた。(「京都国立近代美術館 所蔵名品集[日本画]」増補版 2003年) *・・・「きょう」は、やまへん(山)と喬からなる漢字(Unicode:5DA0) |
||