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べにるしゅけ マックス・ベニルシュケ
メーリッシュ=シェーンブルクで織物専門課程を修了後、ウィーンの工芸美術学校で建築を勉強。ウィーン、リンツ、カッセル、プフォルツハイムで商業建物および個人住宅の屋内装飾を手掛ける。「ヴェル・サクルム」のための挿絵を描く(通卷第4/5号)。1901年、ゲルラッハ刊の「ディ・クヴェレ」の第2巻の装丁および型模様を引き受ける。「ホーヘ・ヴァルテ」(ウィーン、第2巻第1号)に寄稿。デュッセルドルフ工芸美術学校の教師に赴任している。
カテゴリー:作家
アペルとは?【 作家名 】 1921年オランダに生まれる。2006年没する。1940年から43年にかけて、国立美術アカデミーで学ぶ。1946年にはオランダで初個展を開き、パリのサロン・ド・メにも出品。1948年にはアレシンスキー、コルネイユらと共に、コブラ(参加した画家達の出身地コペンハーゲン、ブリュッセル、アムステルダムの頭文字をつなげたもの)を結成する。戦後の抽象における表現主義的傾向を代表するこのグループは、個人的幻想を直接に表現しようとした。アペルは、ナイフで絵具をキャンバスに叩きつけたり、ひきずったりして描いた。民族芸術や子供の絵にも興味を示し、色や線というよりは創造行為の熱っぽさを反映した荒々しいイメージを重視した。アンフォルメルや、日本の具体グループ、またアメリカの抽象表現主義との関わりもよく指摘されるところである。1954年にはベネチア・ビエンナーレで奨励賞を受賞、58年にはパリ、ユネスコ本部の壁画も手がける。また世界各地で個展が開かれている。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年) |
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