ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


アラベーラ・ボルトンの肖像



あらゆる試練に耐えて



アララットの船あるいは空の蜜



有元利夫



有山白崖



ある音楽家のための楽譜(徳島会場不出品)



ある種の関係



アルジェのユダヤ人(タンジールのユダヤ人花嫁)



アルジャントゥイユからサノワへの道



ある彫刻家の顔



アルテンシュタイン



アルテンベルク



アルデイア通り



アルトゥール・レスラーの肖像



〈アルトーは兵士たちの前で語る〉



アルハンブラ−ヌイイの祭り



〈ある場面の再現〉



アルバース



Alphabet Skin



アルプ


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 作家(1701)

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くれねく

カール・クレネク

繊維工業の教育施設、オーストリア・ハンガリー帝国附属素描学校に通う。1898年から1906年までウィーン工芸美術学校でアルフレッド・ロラー、フェリシアン・フォン・ミルバッハ、コロマン・モーザーカール・オットー・チェシュカ、ルドルフ・フォン・ラリッシュらに師事。1906年、パリへの奨学金を受ける。1907年から1908年、ウィーン美術アカデミーハインリッヒ・レフラーに師事。1904年、木版画の書籍「四季」を自費出版、カラー木版画「小さな情景」も出版。1908年頃、ウィーン工房向けポストカードと生地見本。フーゴ・F.キルシュ社向けの陶器、デブリングの保育所のためのガラス窓。オーストリア国営くじの為のポスター。書籍の装丁を多数。1909年、クンストシャウに参加、1914年、ケルンにてドイツ工作同盟の展覧会、1919年から1923年、キュンストラーハウスの展覧会。オーストリア工作同盟及びオーストリア芸術家同盟のメンバー。


カテゴリー:作家
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リアリズムとは?【 美術用語 】

フランス語読みではレアリスムと言う。ふつう「写実主義」と訳すが、訳語よりも原語の方が幅広いニアンスを含んでいるため、近年はそのまま外来語として使うことが多くなっている。原語には「写す」の意味は含まれず、現実主義とか実在主義といった訳語の方が適切な場合が多いことや、その内容が時代や著述家によって異なり一義的でないからである。描写対象で捉えれば、慣習的に美しいものや高貴なものでなく、醜いものや庶民の生活の平凡な場面を描くことを言う。クールベやカラヴァッジオの作品がここに入る。描写方法の側面から述べれば、抽象化、歪曲化(デフォルマション)、様式化、理想化の方法をとらないものを言う。しかし、例えばダリの絵画は、対象を抽象化せず細部まで抽き込んでいる点でリアリズムと言えるが、自然の外観を著しく歪曲化している点でそうとは言えず、それぞれ相対的であり排他的な意味を持っている。なお、20世紀の抽象表現主義以後、抽象的なものや超再現的なものを含んでこの用語を使う傾向もある。

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