ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


マイケル・グレイニェツ



マイヤー



マイヤー



マイヨール



前田寛治



前田青邨



前田暢堂



前を向いた頭部の習作と2つの手の習作



牧野克次



幕間 01021



幕間 01031



マクセヴィルアトリエジャンプルヴェ



マケット



曲子光男



貧しい食事



貧しき食事



街に沿って



街のジャングル−日刊紙



〈街を歩くこと〉



マッキントッシュ


<前 (1/17ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


くるつう゛ぁいる

マキシミリアン(マックス)・クルツヴァイル

1886年から1888年、ウィーン美術アカデミーで、クリスティアン・グリーペンケール、レオポルド・カールミュラー、カジミール・ポッホヴァルスキーらに師事。1891年から1894年、パリのアカデミー・ジュリアンで学ぶ。1895年、キュンストラーハウスのメンバーとなる。1897年、ウィーン分離派の設立メンバーとなるが、後にクリムト・グループと共に分離派から脱退している。分離派の多くの展覧会に参加。1899年、ヘルマン・バールに絵画作品、「黄色い服の婦人」を賞賛される。1898年から1903年、「ヴェル・サクルム」に多くの作品で貢献し、「横たわる若い女性」は第14回展のカタログにも掲載される。1903年、「ヴェル・サクルム」のカレンダーの為の木版画「故郷へ」、分離派の第17回展のポスター。1903年、複製美術会社の為の色木版画「クッション」。カール・モルフェルディナント・アンドリカール・クレネーク、ヨーゼフ・エンゲルハルトウィルヘルム・ベルナツィクらも貢献している「学校の壁画作品」に、リトグラフ二点を出品。1908年から1909年、クンストシャウに参加。1911年からは、ルドルフ・イェットマーの後任者として女子美術学校の教師を務める。1911年、ウィーン、ミートケ画廊にてカール・モルと展覧会を開催。1916年、戦争画家として動員される。


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

クリムトとは?【 作家名 】

1862年ウィーンに生まれる。1876年に奨学金を得てオーストリア芸術産業美術館付属の工芸学校に入学、7年間同校に学ぶ。1883年、弟エルンスト、同窓のF.マッチュと共に美術家協会を設立し、ブルク劇場やウィーン美術史美術館など多くの装飾画を手掛ける。この時期の作品はいまだアカデミックな画風で描かれており、ブルク劇場のフレスコ画の制作によって勲章を授けられたが、1897年にウィーン分離派を結成し、その初代会長となると、アール・ヌーヴォー様式を大幅に取り入れた独自の様式を成熟させていった。1903年にはウィーン工房の設立に協力し、翌年、ブリュッセルのストックレー邸の食堂のためにモザイクのフリーズを制作し始める。この間、ウィーン大学の壁画やマックス・クリンガー展のための《ベートーヴェン・フリーズ》が賛否の渦を巻き起こす。1905年分離派を脱退し、翌年オーストリア美術家連盟を結成、1908年の「クンストシャウ」に出品した《接吻》が国家買上げとなる。第9回ベネチア・ビエンナーレ(1910年)で「クリムトの部屋」が設けられたり、1911年のローマ国際美術展で最優秀賞を獲得したりするなど、ヨーロッパ美術界で重きをなしていった。1917年、ウィーンとミュンヒェンの造形芸術アカデミークリムトを名誉会員に迎る。1918年ウィーンで歿。(「ホフマンウィーン工房展」図録 1996年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

クリムト

キーワードを含む記事
54件見つかりました。

  ヨーゼフ・マリア・アウヒェンターラー

  「アレゴリー 新シリーズ」

  フェルディナント・アンドリ

  「アート・リバイバル・イン・オーストリア」

  ウィーン工房

  「ウィーン工房年鑑」

  ウィーン分離派のための蔵書票

  オットー・ヴァーグナー

  ヨーゼフ・エンゲルハルト

  エミール・オルリク

  「女たち」

  「オーストリア造形芸術家協会(分離派)−〈ゼツェッシオン〉−年報第1号」

  「オーストリアのポスター芸術」



  壁紙のデザイン

  グスタフ・クリムト

  マキシミリアン(マックス)・クルツヴァイル

  「グスタフ・クリムト」

  「グスタフ・クリムト」

  「グスタフ・クリムトの作品」


<前   次>

徳島県立近代美術館2006