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でるう゛ぉー ポール・デルヴォー
1897年ベルギーに生まれる。1994年没する。ブリュッセルの王立美術学校に学ぶ。はじめは写実的に描いていたが、新印象主義から表現主義的作風へと移行していく。1934年にマグリットやキリコの作品に触れ、シュルレアリスムに目覚める。裸婦が広場や街角にたたずむといったモチーフを、吸い込まれるような奥行きのある画面に描いた神秘的な作風で知られる。マグリットと並んで、ベルギーを代表するシュルレアリスムの作家と見なされている。
カテゴリー:作家
モニュメントとは?【 美術用語 】 個人、事件、思想などを顕彰し、記念して、永久に残すことを目的とする作品のことを言う。すなわち記念的造形物一般を指す語で、凱旋門、記念堂、記念像、記念碑、霊廟、陵墓などがあるが、広義には、歴史的・文化的に意義のある建築物、建造物、さらには規模の大きい彫刻、モザイク、ステンド・グラスのような建造物と一体をなすような絵画・工芸装飾の作品類をも指し、ほぼ歴史的建造物・文化財という範囲まで示すこともある。美術作品についてモニュメントという言葉を使うときは、偉大さ、高雅さ、耐久性などのイメージがあり、本質的なことではないにしろ形の大きさも問題となる。また歴史上長く保存されてきたものは、当然保存する価値があると思われたものである。従って、美術批評で美術作品のもつ様式的な意味あいのひとつとして「モニュメンタル」という表現を用いた場合には、元来モニュメントとして作られていないものも、モニュメンタルな様式に含まれることになる。 |
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