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教育がすべて



「教会(シュタインホーフ教会)建築に関する解説」



峡谷



京都名所四季図



曲馬乗り−『エスタンプ・モデルヌ』誌より



清塚紀子



清原啓一



清原重以知



清水九兵衛



キリスト(赤)



キリッシュ



霧のなかで



キルヒナー



琴碁書画之図



「近代住宅とその造作」



キンダーリュプケ



「キン・ダー・リンク」スツール







キース I



キーファー


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くらっぐ

トニー・クラッグ

1949年イギリス、リバプールに生まれる。研究所技術者として勤務した後に、美術を学んだ。1977年、ドイツ、ヴッパタールへ移住してからは、当地にて制作を続けている。カラフルなプラスチックを色素材として、平面に表したインスタレーションで一躍脚光を浴び、その後、物質の集積を思わせる知的な作風に展開して、欧米を始めとするアートシーンで賞賛された。以後、世界各地の美術館で個展を開催するなどし、作家としての評価を不動のものにする。デュッセルドルフ美術アカデミー教授を経て、2001年からは、ベルリン芸術大学教授として、後進の指導にも意欲的である。20世紀のイギリスの彫刻家としては、ヘンリー・ムーアアンソニー・カロを継ぐ世代にあって、非常に重要な作家である。


カテゴリー:作家
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オートマティスムとは?【 美術用語 】

自動(記述)法と訳される。厳密には「シュルレアリスム宣言」に「理性によるいっさいの統制なしに、かつ美学的、倫理的ないっさいの先入観なしに行われる思考の真実の書きとり」とあるように、意識下の世界を探求するために用いられる方法。この用語はピカビアのインクのしみとか、紙切れを無造作に落すアルプの方法などのように、意図的に偶然の要素を開発する方法にも適用され、1940年代初期のニューヨークのシュルレアリストたちに重要な原理として引き継がれた。その後のアクション・ペインティングアンフォルメル芸術は、どちらも絵をかく過程を自動的な精神の即興、つまり画家の内的な心の状態を表現する手段とみなしていたので、オートマティスムを自らの特質として受け入れた。

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徳島県立近代美術館2006